格安スマホは海外でも使える?

使えます!しかも、現地のキャリアを現地のお得な料金で!

MVNOが販売するSIMフリースマートフォンは、海外でも使えます。現地のキャリアが販売するプリペイドSIMを使って、現地のお得な料金で通話、通信が利用できます。

大手キャリアではSIMロックされたスマートフォンを販売する一方、海外でも電話番号そのままで通話、通信が利用できる海外ローミングサービスを提供しています。SIMを入れ替えることなく、今使っているスマートフォンを持って行って、現地のキャリアにつなぐとそのまま利用できるサービスです。

海外ローミングサービスを利用した場合の通話料は、国・地域によって1分数十円から数百円、パケット料金は使った分だけかかる従量制の場合は驚くほど高額になりますが、国・地域ごとに決められた提携キャリアに接続することを条件に、1日単位でパケットが使い放題になるサービスが利用できます。この海外向けの使い放題サービスは、1日の上限が2980円。滞在が長くなればなるほど高額になるほか、0時~翌0時まで、日本時間にあわせて1日ごとに課金されるため、その点に注意が必要です。

一方MVNOでは、大手キャリアのような海外ローミングサービスは提供していませんが、SIMフリーのスマートフォンのSIMを、現地で購入できるプリペイドタイプのSIMに入れ替えることで、現地の電話番号を使ってよりお得に通話や通信が利用できます。たとえば人気の台湾の場合、最大手の中華電信のケースで、3日間4Gが使い放題かつ100台湾ドル(約340円)分の通話料が込みになったプランで300台湾ドル(約1000円)。大手キャリアの海外ローミングサービスを利用する場合はもちろん、海外用のモバイルルーターをレンタルする場合と比べても、現地での通話、通信料金をかなり節約できます。

現地でのプリペイドSIMの入手方法は、その国や地域によってもいろいろですが、多くの場合は空港に通信キャリアのカウンターが設置されています。たとえば台北の場合、桃園空港、松山空港のいずれにも中華電信のカウンターがあります。また桃園空港には、ほかにも台灣大哥大など複数の通信キャリアがカウンターを構えていて、好きなサービスを選べます。

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サービスを選ぶ際に注意したいのが、スマートフォンの対応バンド(周波数帯)です。日本でもNTTドコモとソフトバンク、auでは一部使用バンドが異なるように、海外でも国によって、または通信キャリアによって使用しているバンドが異なります。現在、日本で購入可能なSIMフリースマートフォンの中で、最も対応バンドが多い「iPhone 6s/6s Plus」を例に紹介しましょう。

「iPhone 6s/6s Plus」のLTEの対応バンドに、日本の3キャリアと、日本人に人気の渡航先ベスト5(JATA 2016年ゴールデンウィーク 旅行動向調査より)の台湾、ハワイ、シンガポール、グアム、タイのプリペイドSIMが利用可能な主な通信サービスを当てはめると、次のようになります(2016年4月時点、U-mobile調べ)。

LTEバンド 日本および人気渡航先ベスト5の対応サービス
1(2100) NTTドコモ/ソフトバンク/au(日本)、AIS/DTAC/Truemove(タイ)
2(1900) AT&T/T-mobile(ハワイ)
3(1800) NTTドコモ/ソフトバンク(日本)、中華電信/台湾大哥大/遠伝電信/亞太電信(台湾)、SingTel/M1 Limited/StarHub(シンガポール)、AIS/DTAC/Truemove(タイ)
4(1700/2100) AT&T/H2O Wireless/T-mobile(ハワイ)、GTA Teleguam(グアム)
5(850) AT&T(ハワイ)
7(2600) SingTel/M1 Limited/StarHub(シンガポール)
8(900) ソフトバンク(日本)、中華電信/台湾之星(台湾)、SingTel(シンガポール)
12(700) T-mobile(ハワイ)、docomo pacific/iConnect/IT&E(グアム)
13(700)
17(700) AT&T(ハワイ)
18(800) au(日本)
19(800) NTTドコモ(日本)
20(800)
25(1900)
26(850) au(日本)
27(850)
28(700) NTTドコモ/ソフトバンク/au(日本)、台湾大哥大/遠伝電信/亞太電信(台湾)
29(700)
38(2600)
39(1900)
40(2300)
41(2500) ソフトバンク/au(日本)

このように「iPhone 6s/6s Plus」では、人気渡航先の現地通信キャリアの高速通信サービスがほとんど利用できますが、スマートフォンの対応バンドは機種ごとに異なります。海外で利用することを前提にSIMフリースマートフォンを選ぶ場合や、今使っているSIMフリースマートフォンが海外で使えるか知りたい場合は、スマートフォンが対応しているバンドの欄に渡航予定の国や地域のキャリア名があるかどうか、上の表を参考にチェックしてみてください。

(サルわか編集部)

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