格安スマホユーザーがいざという時のために知っておきたい7つのこと

緊急時に格安スマホができること&できないこと

日本は地震大国。最近でも地震が相次いでいますが、今度、いつまた大きな地震が起きるか分かりません。ほかにも大雨による土砂災害、川の氾濫といった災害によって、自宅から避難しなければいけない場合もあります。起こって欲しくはないけれど、いざという時にきちんと対応できるようにしておきたい。そこで格安スマホユーザーが知っておきたい、緊急時のあれこれをまとめました。

 

その1 MVNOが提供する格安スマホにも緊急地震速報が届く

地震発生時に、携帯電話にアラームとメッセージを表示する緊急地震速報。地震発生時の最初の揺れを震源地近くの地震計が感知して、その次に来る大きな揺れの情報を知らせてくれるというものです。地震以外の速報も通知する「緊急速報メール」の1サービスとして提供されています。

緊急地震速報を最初に発信するのは気象庁で、それが携帯各社のネットワーク経由で携帯電話に送られます。NTTドコモやau、ソフトバンクを使っている人はもちろん、MVNOも同じネットワークを使っているので、緊急地震速報が届きます。ただ、スマートフォン本体が緊急地震速報に対応している必要があるので、注意が必要です。

 

その2 緊急地震速報に対応していない端末は防災アプリを活用

緊急地震速報は全ての携帯電話に届きますが、その情報を表示するかどうか、警報音が鳴るかどうかは、各端末によって異なります。特に海外メーカーの場合は緊急地震速報に対応していないケースがあるので、念のために防災アプリを入れておくと安心です。おすすめは次の2つ。インストールしておくと緊急地震速報をベースに通知してくれます。

・Yahoo!「防災速報

・アールシーソリューション「ゆれくるコール

 

その3 自分の端末が緊急地震速報に対応しているかどうかは防災週間に確認

自分の端末が緊急地震速報に対応しているかどうか調べる方法があります。それは9月1日の防災の日を中心とした防災週間に各自治体で行われている、緊急地震速報のテスト配信。情報は気象庁の「緊急地震速報について」のページで確認できます。もし自分が住んでいる自治体でこのテスト配信を行うようなら、受信状況を一度、確認しておいてください。

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その4 災害時の通話規制は全般的に行われる

大きな災害が発生すると、音声通話が非常に多くなります。災害現場での連絡はもちろん、他のエリアからのお見舞い電話や安否確認も集中します。こうした混雑による電話がかからない問題を輻輳(ふくそう)と言い、携帯電話会社はこの輻輳を避けるために、発着信を制限することがあり、このことで電話がかけづらくなります。

ただ格安スマホだからといって、大手キャリアに比べて制限が厳しくなるようなことはありません。どちらも同じように発着信が制限されます。地震などによって、携帯電波を発信する電波塔が倒れてしまったり、停電で電力が供給されなくなり、電波が届かなくなってしまった場合も同様です。基本的に、緊急時に電話が繋がりやすい、データ通信がしやすいといった点で、大手キャリアとの差はないと考えていいでしょう。

被災地で緊急通報が必要な場合、近くに公衆電話があるようなら、優先電話として最も繋がりやすいので、まずはこちらを試してみましょう。110番などの緊急通報は、お金は不要で発信することができます。

 

その5 被災地に電話をかけるのは落ち着いてから

災害時には電話が集中するので、被災地外から被災地に対して電話をするのは避けた方が無難です。災害の規模によっては、被災地からの発信は制限されず、被災地外から被災地への発信を制限することがあります。これは被災地の人の電話を優先的に接続するため。ただその配慮もあまりに電話が多いと、被災地からの発信も制限される可能性があります。緊急通報が優先できるよう、緊急でない場合は少したってから電話するよう心掛けましょう。

 

その6 災害時の連絡手段はSNSアプリなどを活用

災害時は音声通話ではなく、LINEやFacebook、TwitterといったSNS、メールなどのデータ通信を利用するのがおすすめです。データ通信の方が同時に多くの人が利用できるため、混雑時に何度も電話をかけ直すよりも、通信しやすい状況にあります。実際に過去の災害時に、SNSのアプリを使った連絡は取りやすかったという事例もあります。

また、携帯各社が提供している災害用伝言板は、安否の登録は各社のユーザーだけですが、その情報を確認することは誰でもできます。NTT東西の「災害用伝言板(web171)」やGoogleの「パーソンファインダー」といった、誰でも利用できる安否確認ツールもあります。データ通信であれば繋がりやすく、被災地外の人もリアルタイムに確認できるので、こういったツールを活用することをおすすめします。

 

その7 通話アプリは比較的繋がりやすいが緊急通報はできない

音声通話機能付きのSIMはもちろん、データ通信専用のSIMでも、音声通話機能を持つアプリを使うと、通話することができます。LINEなどの多くのSNSサービスは、音声通話機能を備えています。同じアプリの利用者同士でしか通話できませんが、データ通信を使っているため、比較的繋がりやすいのがメリット。

IP電話アプリであればデータ通信を使うため、通常の音声通話より繋がりやすい場合があります。ただ、一般電話や携帯電話に発信する場合、相手側の状況によっては繋がりにくい可能性があるので、同じIP電話同士で通話するのが良いでしょう。

ただし、こうした通話アプリでは110番などの緊急通報はできません。音声通話機能付きのSIMを利用していない場合、緊急通報ができないことは覚えておきましょう。

(サルわか編集部)

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